十 羅(じゅうら)


石見神楽では、彦羽根(ひこはね)と言う鬼女が日本に攻め込んで来た時、須佐之男命の末娘・十羅刹女(じゅうらせつにょ)が援軍に駆け付け、この鬼女を退治すると言う筋書きになっている。

この演目は益田市の久城神楽社中が早くから取り上げているが、石見神楽の台本にはなく、久城社中のみ舞っていた演目である。
以前は殆ど見る機会がなかった舞であるが、最近では舞う神楽社中も増えてきている。

出雲神楽では「日ノ御崎」と言う演目なっており、船を浮かべて日本に来た鬼神・彦春(ひこはる)を日の御崎大明神(須佐之男命)が一夜にして退治するという筋書きである。



松原神楽社中(浜田市三隅町)